治療を受ける前に治療の流れをご確認ください。

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鍼は痛くないかの説明

鍼灸治療に対して、鍼は痛くないか、お灸は熱くないか・・・という不安をお持ちの方も多いので、まずどのような鍼を使用して治療していくか、具体的に説明します。お灸は痕の付かない温灸で、とても心地良い温かさです。

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痛みの意味を説明

頭痛、腰痛、坐骨神経痛、喘息、腱鞘炎というように、患者さんは病名を診断されて来院されますが、患者さんの病名を鍼灸医学的に説明し、痛みの意味や病気の原因と具体的な治療の方法を説明します。

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問 診

長年にわたり、患っている患者さんの場合、これまでの病気の治療経過をよくお聞きします。あまり詳しくお話いただかなくても、特別な難病などではない限り、脈診により的確な診断が可能です。

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切診(触診)

直接皮膚に触れ、ツボの反応や経絡の気の巡りを診断していくものです。
※皮膚を傷つけるものではありません。

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脈診・腹診

経絡を流れている気の巡りを感知する箇所が両手の「橈骨(とうこつ)動脈」です。常に脈を診ながら治療を進めていきます。

腹診は痛みと症状の原因を探るのに重要な手段です。特に、女性の腹診は不問診断において、脈診と表裏一体と言えます。

※脈診と腹診より、痛みと症状の原因と治療の方向性を診断して、治療点となるツボが決まります。

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治療方針をご説明

診断結果をもとに、患者さんの体質的な特徴をよく説明しながら、今回の痛みと病気が意味するものは何か、また体がどのような調整を要求しているのか解説します。

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患者さんに合わせた治療

治療中は常に脈を診ながら、脈の変化に対応して治療していきます。同じ症状でも、それぞれの体質と病気に至った経緯はさまざまなので、鍼をするツボと温灸をする部位は異なります。

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予 後

最後に脈診により、脈が整った事とお腹の状態と症状の改善を確認して、治療を終了します。また、飲食と入浴など、生活面での注意事項をお伝えし、完治するまでの今後の治療計画について、お話しさせていただきます。